一度使ってしまうと、もう別のスピーカーには戻れない、
それがBOSE(ボーズ)のスピーカーを使った人が持つ
感想ではないだろうか。
私が出会ったのは、思えば学生時代。
よく行くライブハウスやカッコいいお店など、
ボーズのスピーカーは至るところで使われていた。
小ぶりなのに、存在感、重厚感があり、
どこでも、目立っていた。
ほしい、と思ったことも何度かあったが、
自分がお金を出して買えるようなものとは、
思ってもいなかった(苦学生だったから…)。
ようやく決意して買ったのは、5年くらい前だろうか。
といっても、パソコンやiPod用に使う、最も安い、
コンパクトタイプのものだった。
それでも、驚くほどメリハリのあるサウンドで、一度聞いてしまうと、
それまで使っていたスピーカーには絶対戻れなくなった。
もちろんこれは、今なお使い続けている。
そして先日、ついに決意して、今度はテレビのために、
ボーズのシアタースピーカーを購入した。
これがまた、とっても小さいのにもかかわらず、素晴らしい。
5.1chではないのに、5.1chの迫力が味わえるのだ。
私は映画ももちろん観るが、音楽が大好きなので、
ロックやジャズ、フュージョン、歌謡曲、ワールドミュージックなど、
ライブDVDをよく視聴する。
これらをボーズのスピーカーで聞くと、独自のアルゴリズム採用のせいか、
とにかく音に艶(つや)が出るのだ。
特に、ベースラインが気持ち良いくらいにしっかりと聞き取れ、
ボーカルも、肉声のもつ味わいが生き生きと伝わってくる。
なんでこんなに違うのだろう、と思うくらいだ。
この興奮はなかなか聞いてみないと伝わらない。
店頭でもかまわない。一度でいいから、だまされたと思って、
このサウンドにふれてみてほしい。
ボーズ
フリー・スタイルMK2
FREESTYLE-2(3-2-1SP)